今回お話を伺ったのは、所属メンバー全員にお子さまのいる、
部署の皆さんです。
2023年度、2024年度に育児休業(※以下、育児休業を『育休』と表記します)を取得したKさん(取得期間:1ヶ月)、
Sさん(取得期間:3ヶ月)、Gさん(取得期間:1ヶ月)の3名にお話をお伺いしました。本来は3名での座談会を予定していましたが、Kさんは業務の都合により同席がかなわなかったため、別途個別インタビューという形で実施しています。
今回はSさんとGさん、お二人から伺った内容をお伝えします!
―本日はよろしくお願いいたします!
まずは育休を取得しようと思ったきっかけを教えてください。
妻の負担を少しでも軽減できればと思い取得を考えました。社内でも取得している人が多かったので、自然と「自分も取得しよう」という考えになりました。
私は採用面接の際に、妻が妊娠中ということを伝えたところ、育休取得の話題になりました。
当時の所長から、「ご縁があって入社した際は、育休取得して大丈夫だからね」という話がありました。
また、面接に同席されていたKさんも取得された経験があると伺い、「実際に取得している方がいる」という点は心強く、入社を決める要因の一つにもなりましたね。入社後も、当時の所長や先輩方の後押しもあり、育休取得を前向きに考えることができました。
―所長や先輩方は、男性の育休取得について前向きだったのですね。
そうですね。当時の所長から、「パートナー(妻)のサポートは大事だよ」というアドバイスがあり、
特に印象に残っています。
―では、取得を迷うことはなかったのでしょうか?
取得すること自体はあまり悩みませんでしたが、収入面や賞与への影響を考えて「どれくらいの期間を
取得するか」については悩みました。
私は、給料や一時金が減ってしまう点で少し迷いがありました。
自分の場合は入社直後だったので、育休手当も無くその点も不安要素でした。
ただ、Kさんが自治体の助成金について教えてくださり「それなら何とかなるかな」と思い取得を
決めました。(当時は、Gさんが住んでいる地域では男性の育休取得者に助成金制度があった)
部署内では住んでいる地域ごとの制度などの情報を共有していて、そうした情報交換が活発なのはありがたいと感じています。
―そうなのですね!地域の制度などについても部署内で共有できるのは心強いですね。
取得にあたっての業務の引継ぎなどは、どのように行いましたか?
私の場合は異動が決まっており、取得前と復帰後で部署が変わる状況でした。そのため、育休を取得するための引き継ぎというよりは、異動に伴う引き継ぎを行ったという形でした。
私は、入社直後の取得だったので、特に引き継ぎはありませんでした。
―Gさんは、入社直後ということで取得するということに不安はありませんでしたか?
不安より、「入社したばかりで仕事も覚えていないのに、取得していいのかな?」という気持ちは
ありました。しかし、周囲のアドバイスや先ほどお話しした当時の所長の「パートナーのサポートは大事」という言葉に背中を押され、取得を決めました。
―なるほど。まわりの取得に対する空気感も良かったのですね。
復帰後の仕事に対する不安や戸惑いみたいなものはありましたか?
異動はありましたが、担当するお客様は以前の部署と同じだったので大きなギャップを感じることなく
比較的スムーズに復帰できたと思います。
復帰後すぐに、今度はKさんが育休に入ることが分かっていたので、「誰に仕事を教わればいいのか」という不安はありました。復帰時期が4月で、部署内も異動などで慌ただしかったこともあり、自分から主体的に動く場面が多かったですね。
―そうだったんですね。
仕事と育児(家事)の両立は大変だと思いますが、何か意識していることはありますか?
子供との時間をできるだけ確保できるよう、タスク管理やスケジュール調整を意識し、残業時間をなるべく減らすように意識しています。
私も同じように、仕事の進め方を見直し、可能な限り残業はせず、帰宅後は育児をするという考え方に
変わりました。以前は「やっと休めるー!」と思って帰宅していましたが、今は「日中、妻が育児を頑張ってくれている」と思うようになり、帰宅後は「家で休めると思わないで、家事育児をするぞ!」と覚悟を決めて帰宅しています。笑
―日中、パートナーが一人で育児を頑張ってくれているという気持ちになるのは、育休を取ったからこそかもしれませんね。育児を通じて得た気づきや学びがあれば教えてください。
「人を育てる大変さ」と「自分の思い通りにいかない時の心の整理の仕方」を学びました。
言葉が通じずイラっとした時は、深呼吸して子供を抱きしめるようにしています。
感情に振り回されないよう意識していますね。
私も同じく、自身の感情をコントロールすることは常に意識しています。
―お二人とも、真摯にお子様に向き合っていて素敵ですね。
お二人が所属する部署は、男性の育休取得に対する考えが前向きだったかと思いますが、より育休を取得しやすい
職場(会社全体)にするには何が必要だと思いますか?
やはり、上司や先輩からの一言が一番大きいと思います。また、私たちの部署は少人数でフル活動している環境なので、サポート手当のような仕組みがあると業務引継ぎされた方や全社的にも育休への理解は深まるかと思います。
私も、育児休業取得者の業務をカバーする方への手当があれば、育休取得対象者も心理的に取得しやすくなるのではないと感じました。
―一緒に働いている同僚への負担は心苦しいものがありますもんね。
では、今後取得する方々にアドバイスなどがあればお願いします!
給料や給付金についての説明は会社が行ってくれますが、自身が納得できるまでしっかり説明を聞き、わからないことは遠慮せずに問い合わせることが大事だと感じます。
―ありがとうございます。
まだまだお伺いしたいことはありますが、今回はこのあたりで終了したいと思います。
お二人とも、ありがとうございました!

