女性役員インタビュー

 

取締役 執行役員

海外営業本部長 Y.Sさん

入社から今までのキャリアを教えてください。また、いつから管理職を目指すようになりましたか?

1995年新入社員として入社し、交通営業部門に配属されました。

交通営業部門では、鉄道車両の補修部品やメンテナンス工場の設備品を販売し、入社から6年目には係長として大きな客先を任され、営業活動に奔走していました。

7年間の経験を経て情報営業部門に異動。PCやネット―ワーク機器端末の販売からスタートし、インターネット配信サービスを企画提案、この部門で管理職である課長職に就きました。

さらにその7年後には、企画部門に異動し、非鉄道分野の拡販や鉄道の特殊車両の輸入を担当、2018年には部長職としてグループの運営を任されることになりました。

そして、2021年海外営業部に異動し、今年度4月より執行役員 海外営業本部 副本部長となりました。

「役職に就きたい!」という強い想いがあったわけではないのでいつから目指していたかというと、はっきりと覚えていませんが、長く働く上で役職に就く可能性があることは男女関係なく当たり前のことだと思っていたため、役職に就くことについてそこまで大きな不安はありませんでした。

 

管理職としてのやりがいはどんなところに感じますか?

自分がやりたい事に挑戦できる部分にやりがいを感じています。

管理職になる前までは、仕事をしていく上で制限がかかることも多かったのですが、管理職になると自分が部門の責任者となり業務を進めていくため、方向性を決める選択権が貰えるようになります。

特に情報営業部門時代は、新しい分野を一から創り出す部門だったため、自由に自分がやりたい分野をメンバーとともに挑戦できることはとてもやりがいに感じていました。

 

現在2人のお子さんを育てていらっしゃいますが、子育てと仕事の両立で苦労したことはありますか?

私は、管理職になったのち1年間の育休を2回取得しました。

社外に育休を取得した知人がいたので経験談を色々と教えてもらっていましたし、当時の上長にも随時報告を行っていたので、私が育休を取得する際も「頑張っておいで」と心良く送り出してくださったことを記憶しております。そのような環境もあり、苦労したことというと思い出せる範囲ではほとんどありませんが、子どもが体調を崩した際は突然お休みをもらうことがあるので大変に感じることがあります。

そのときは周りのメンバーがサポートしてくれるのでとても感謝しています。

また私と同じように子育て中の社員もいるので、周りのメンバーにはそのことを理解しサポートするよう日頃から声かけを行ったり、メンバー間での信頼関係を構築するよう努めています。

働いているメンバー全員それぞれの事情を抱えていると思うので、お互いに支えあってお仕事できるのが一番良い環境だと思っています。

 

最後に、今後のビジョンについて教えてください。

メンバー間で、知識や経験の違いから、考え方の違いは必ず出てきてしまうものだと思っていますので、自分が調整役となりメンバーが働きやすい環境を構築できるように日々心掛けています。また、自分が営業時代に自由にやらせてもらった分、若い方にはたくさんチャンスを与え、部員一人ひとりに自分の価値を高めていってもらいたいと思っています。

また、私は人がやらないこと、営業することが好きなので、ずっと最前線に立ってお仕事をしていきたいと思っています。